遺品整理で見つかる骨董品の価値とは?処分前に知っておきたい見極め方と買取のコツ

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遺品整理の際、「古い茶碗や掛け軸、壺などが出てきたけれど、これは価値があるのだろうか?」と迷う方は多いものです。

長年大切に保管されてきた品々の中には、骨董品として価値を持つものも少なくありません。 しかし、見た目では価値が分かりにくく、知らずに処分してしまうケースもあります。

遺品整理と骨董品は切っても切り離せない関係にあります。

思い出の品を整理する中で、価値を見極め、次の世代へ正しく受け継ぐことが重要です。

本記事では、遺品整理の際に注意すべき骨董品の扱い方、見極めのポイント、そして買取を依頼する際のコツを詳しく解説します。

 

なぜ遺品整理で骨董品が見つかるのか

遺品整理を行うと、押し入れや倉庫、床の間などから思いがけない品が見つかることがあります。

昭和以前の家庭では、贈答品や趣味の収集品として茶道具や掛け軸、陶磁器などを所有していることが多く、当時の文化を反映した骨董品が残されている場合があります。

また、古い家屋ほど「先祖代々の品」が保管されていることがあり、本人も価値を知らずに持っていたというケースも珍しくありません。

見た目は古くても、作家物や有名窯の作品、特定の時代に作られた工芸品などは高値がつくこともあります。

こうした“隠れた価値”を見逃さないためにも、遺品整理では「処分の前に確認する」ことが大切です。

 

骨董品として価値があるもの・価値がつきにくいもの

ここでは、骨董品として価値があるものと価値がつきにくいものについてご紹介します。

  • 価値がある可能性が高いもの
  • 価値がつきにくいもの

価値がある可能性が高いもの

価値がある骨董品の多くは、歴史的・芸術的価値があるものです。

具体的には、江戸〜昭和初期に作られた陶磁器、蒔絵や漆器、刀装具、絵画、書、茶道具、古い時計やカメラなどが代表的です。

また、作者の銘が入っているものや、共箱(作品に合わせて作られた箱)が残っているものは評価が高くなる傾向にあります。

さらに、保存状態が良好で、欠けやヒビがないものほど査定額が上がります。

価値がつきにくいもの

反対に、戦後大量生産された日用品や贈答用の陶器、複製画などは、希少性が低く価値がつきにくい傾向にあります。

また、経年劣化が進み、破損や汚れが目立つものも評価が下がります。

ただし、一見価値がなさそうなものでも、ジャンルや年代によっては思わぬ高値がつくこともあるため、自分で判断せずに専門家に確認してもらうのが賢明です。

 

遺品整理で骨董品を見つけたときの正しい対処法

次に、遺品整理で骨董品を見つけたときの正しい対処法についてご紹介します。

  1. 処分せずに一時保管する
  2. 専門の査定士に見てもらう
  3. 証拠や由来が分かる資料を残す

①処分せずに一時保管する

まずは、価値が分からない段階で捨ててしまうのは避けましょう。

骨董品は一見古びて見えても、時代や作者によって高い価値を持つ場合があります。

新聞紙や緩衝材などで丁寧に包み、湿気の少ない場所に一時的に保管しておくことが大切です。

②専門の査定士に見てもらう

次に行うべきは、専門の査定士や骨董品買取店に依頼することです。

経験豊富な専門家であれば、品物の時代や真贋(本物かどうか)を見極め、適正な価格を提示してくれます。

複数の業者に査定を依頼して比較することで、相場を把握しやすくなります。

③証拠や由来が分かる資料を残す

骨董品の価値は、品物そのものだけでなく「来歴(どこから伝わったか)」も大きく影響します。

もし購入時の領収書や箱書き、手紙、写真などがあれば、一緒に保管しておきましょう。

こうした資料があるだけで査定額が数倍変わるケースもあります。

 

骨董品の買取を依頼する際の注意点

骨董品を売却する際は、業者選びが非常に重要です。

悪質な訪問買取業者によるトラブルも多く、「相場より安く買い叩かれた」「後から返してもらえなかった」といったケースが報告されています。

信頼できる業者を選ぶためには、査定実績や口コミ、店舗の所在地を確認し、できる限り対面で査定してもらうことをおすすめします。

また、1点ずつ丁寧に説明してくれる業者は誠実な対応が多く、安心して取引ができます。

 

遺品整理業者と骨董品買取店の違い

遺品整理業者は、遺品の仕分けや片付けを専門としていますが、骨董品の鑑定までは行えないことがほとんどです。

一方で、骨董品買取店は品物の価値を正確に判断できる専門知識を持っています。

そのため、遺品整理業者に依頼する場合でも、骨董品が含まれている可能性がある場合は、買取店と連携して対応してもらうのが理想です。

実際に、遺品整理の現場で貴重な掛け軸や古道具が見つかるケースもあり、専門家が立ち会うことで適正な評価が可能になります。

 

骨董品の買取はリライアンスへ

ここまで、遺品整理と骨董品の関係について解説してきました。

要点を以下にまとめます。

  • 遺品整理では、価値のある骨董品が見つかることが多い
  • 自己判断で処分せず、専門家に査定を依頼することが重要
  • 買取を依頼する際は、信頼できる業者を選ぶことでトラブルを防げる 

これらを意識することで、大切な品を適切に扱いながら、故人の思いを尊重した整理が可能になります。

とはいえ、価値のある骨董品を見極めるのは簡単ではありません。

リライアンスでは、経験豊富な鑑定士が遺品整理の現場にも対応し、適正価格での査定・買取を行っています。

「遺品整理で出てきた品の価値を知りたい」「まとめて査定してほしい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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