2025/06/30
「骨董品と古美術って、どう違うの?」
「何を基準に価値が決まるのか知りたい」
骨董品や古美術に興味がある方や、これから査定を考えている方の中には、このように考えている方も多いのではないでしょうか。
見た目は似ていても「骨董品」と「古美術」には、実は違いがあります。
見た目だけでは判断しづらいからこそ、基本的な知識を身につけておくことが大切です。
本記事では、骨董品と古美術ついて以下の点を中心に詳しく解説します。
- 骨董品や古美術とは何か
- 骨董品と古美術の違い
- 失敗しない買取業者の選び方
骨董品や古美術にご興味のある方はご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
骨董品ってどんなもの?
まずはじめに、骨董品とは何かについてご紹介します。
骨董品とは、一般的に100年以上前に作られた古い道具や装飾品などのことをいいます。
陶器や漆器、古時計など、どれも使われてきた背景を感じられるものばかりで、歴史的な価値があるのです。
古美術ってどんなもの?
次に、古美術とは何かについてご紹介します。
古美術は、昔の時代に作られた美術品のことで、たとえば掛け軸や焼き物、彫刻などが含まれます。
「見て楽しむ」「飾って鑑賞する」といった美術品としての要素が強いのが特徴です。
骨董品と古美術の違い
次に、骨董品と古美術の違いについて、以下の3つをご紹介します。
1,背景にある時代や文化の違い
2,芸術性と実用性の違い
3,査定で見られるポイントの違い
①背景にある時代や文化の違い
骨董品と古美術の違いの1つ目は「背景にある時代や文化の違い」です。
骨董品は、昔の日用品や装飾品など、庶民の暮らしに根付いた品が多く、当時の生活や技術の移り変わりを感じられるのが特徴です。
一方、古美術は書画や仏像、茶道具など、より芸術性や宗教的背景が強く、格式の高い文化や流派に関わるものが多く見られます。
②芸術性と実用性の違い
2つ目は「芸術性と実用性の違い」です。
骨董品には、もともと日常的に使われていた道具や家具など、実用性を兼ね備えた品が多く含まれます。
一方、古美術は鑑賞を目的とした絵画や彫刻、工芸品が中心で、美しさや技術の精巧さに重きが置かれています。
そのため、使われ方や保存状態よりも、作品としての完成度や時代背景が評価のポイントになることが多いです。
③査定で見られるポイントの違い
3つ目は「査定で見られるポイントの違い」です。
骨董品の場合は、年代の古さや使用されてきた歴史、保存状態などが重要な評価基準になります。
使い込まれた痕跡や時代背景が、かえって価値を高めることも少なくありません。
一方で古美術は、作品としての完成度や美術的価値、作者の知名度などが重視される傾向にあります。
そのため、同じ時代の品であっても、どの観点で見られるかによって査定額に大きな差が出ることがあります。
骨董品と古美術の具体例
次に、骨董品と古美術の具体例についてご紹介します。
たとえば骨董品には、江戸時代の染付けの皿や、明治期の箪笥(たんす)、古い銅製のやかんなど、かつての暮らしの中で実際に使われていた品が含まれます。
一方、古美術には、室町時代の仏像や江戸中期の掛け軸、蒔絵が施された茶道具など、主に鑑賞を目的として残されてきたものが多く見られます。
見た目が似ているものでも、用途や背景、残され方の違いによって「骨董品」と「古美術」に分けられることがあるのです。
失敗しない買取業者の選び方
次に、失敗しない買取業者の選び方についてご紹介します。
骨董品や古美術を売却する際は、業者選びがとても重要です。
専門知識が乏しい業者に査定を依頼すると、本来の価値が見落とされてしまうリスクがあります。
選ぶ際のポイントは以下の通りです。
・骨董/美術品に特化した専門業者か
・鑑定士や査定の実績が豊富か
・適正な査定価格を提示してくれるか
・出張査定/相談無料など柔軟に対応してくれるか
インターネット上の口コミや過去の取引事例も確認し、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
骨董品・美術品の買取ならリライアンスへ
骨董品や古美術は、見た目の美しさだけでなく、その背景にある歴史や文化に価値があるものです。
だからこそ、手放すときには確かな知識と経験を持つ専門業者に任せることが大切です。
リライアンスでは、骨董品や美術品に精通した査定士が、一点一点丁寧に価値を見極め、公正な査定をご提供しています。
「これ、本当に価値があるの?」といったご相談も歓迎です。
出張査定/無料相談にも対応しておりますので、初めての方でも安心してご利用いただけます。
大切な品を信頼できる業者に託したい方は、ぜひ一度リライアンスへご相談ください。